高松次郎、Agnes Martin、Sol LeWitt
「Between the Lines」

2018年8月25日(土)より、Yumiko Chiba Associates viewing room shinjukuにて、高松次郎、Agnes Martin、Sol LeWittによるグループ展「Between the Lines」を開催いたします。


高松次郎、Agnes Martin、Sol LeWitt
「Between the Lines」

今年の高松展では、ソル・ルウィットとアグネス・マーティンの作品とともに「線」を巡った展示をいたします。

高松次郎は、最初のシリーズとなる点シリーズの後、「線」の概念を用いた紐というシリーズを始めますが、長さという特徴だけをもつ非物質性と抽象性はその後の多様な展開へとつながり、定義の追求は晩年の形のシリーズまで続きました。
「線」は皆が知っている数学の基礎的な概念ですが、実は誰も明確な原理を知りません。

ユークリッドは「線」について、「線とは幅のない長さである。」と述べていますが、「線」には重さも厚みもありません。 その一方で、「線」は私たちが存在する世界や社会を仕切るものとして使われてきました。物事の水準を表し、物の輪郭となり、全ての物事を認識または決定する境目の役割を果たしています。 ですが、その定義は極めて曖昧で、外面上は点の連続体であり、平面上または空間内で面が交わるときにできる一続きの終わりのない形です。

一定のサイズの正方形のキャンバスや紙の上に、グリッドや水平のラインのみを用いたスタイルで生涯にわたり線を描き続けたアグネス・マーティン。
ソル・ルウィットは、彼が3次元の作品を表すときに好んで用いていた”ストラクチャー”という用語に従い、線と面と色を使って幾何学的な形状や線状のパターンを多様な配置で展開し空間を作り続けました。

Between the Linesというタイトルには、文字通り「線の間」で何を思考し思索したかということですが、そこにはRead between the Linesという意味も含まれています。 つまり、言外の意をくみ取ることと、線の外で何が行われたかということです。

本展にぜひ足をお運び頂ければ幸いです。


■会期:2018年8月25日(土)- 9月21日(金)
※オープニングレセプションは致しません。
■会場:Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku(東京)
協力:Pace Gallery