2018.9.21

吉田志穂「Quarry / ある石の話」
Shiho Yoshida “Quarry/The Story of a Stone”

2018年9月29日(土)より、Yumiko Chiba Associates viewing room shinjukuにて、吉田志穂個展“Quarry / ある石の話”を開催いたします。



©Shiho Yoshida, courtesy of Yumiko Chiba Associates



 Googleで画像検索をし、モニター上にモチーフとなる被写体を探す。出てきた検索結果からイメージを選んだ後、最初の撮影が行われる。その後、そのイメージが実際に撮影された現地に足を運び、そこでまた撮影をする。
吉田志穂は、これまでこうした方法でデジタルとアナログの間を行ったり来たりしながら対象を求め、制作を続けてきました。
撮影されたイメージは、等価にプリントされていきます。吉田にとって、それがデジタルかアナログか、リアルであるかヴァーチャルであるのかといったことは大した問題ではありません。出てきたイメージをプリントし、そのイメージの本質について考える時間が制作における大切なプロセスであり、そして最も重要なことはそれらのイメージが実際の空間でどう見せられるのかということなのです。
展示によってそれぞれのイメージは物質化され、ひとつの空間へと変わっていきます。その時、イメージは見るものから体感するものへと変わります。そして、そこは到達した場所であると同時に、そこからどこかにつながる一つの風景でもあります。

今回吉田が選んだのは、ある「石」を巡る物語です。「石」は人間の生命のタイムスケールで測ることはできません。悠久とした長い時間を経るものとして、半永久的に不変の存在とされてきました。また「石」は、中国ではセキと読み、日本ではコクと読む、私たちの生活の中で質量の単位を表すものでもありました。
そうした「石」が持つ時間と物量が、古今東西様々な物語を生んできました。

吉田が探してきたイメージが、語られてきた物語の断片なのか、新たな物語を作るのか、時空を超えて現れてくるものを共にご覧いただければと思います。


■個展 「Quarry / ある石の話」
会期:2018年9月29日(土)- 11月2日(金)
会場:Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku
   〒160-0023 東京都新宿区西新宿 4-32-6 パークグレース新宿 #206
   営業時間:12:00-19:00 定休日:日、月、祝

プレスリリース>>


■オープニングレセプション
日時:2018年9月29日(土) 18:00 – 20:00
会場:Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku

■トークイベント
日時:9月29日(土) 17:00 – 18:00
会場:Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku
登壇者:吉田志穂 x 金澤韻(インディペンデント・キュレーター/十和田市現代美術館 学芸統括)
※事前申込制、参加費:無料

【お申し込み方法】
件名「トークイベント参加」、本文に、参加人数、お名前、電話番号をご明記のうえ、event@ycassociates.co.jpまでメールでお申し込みください。
*定員(15名)になり次第、受付を終了いたします。
*ギャラリーからの返信メールが届かない場合は、営業時間内にお問合せください。

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2019.1.19

Elina Brotherus 個展



2019年2月12日(火)より、Yumiko Chiba Associates viewing room shinjukuにて、フランスとフィンランドを拠点とし活躍する女性写真家・ビデオアーティスト、エリナ・ブロテルス(Elina Brotherus)の個展を開催いたします。

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エリナ・ブロテルスは、風景とセルフ・ポートレートを主なモチーフとして制作していますが、フランスへの移住によって起きた変化、離婚や不妊症の治療の過程を日記のように撮影するなど自身の日常生活の中で起きたことを反映させた自伝的作品と、フリードリヒやセザンヌといった歴史的な作家たちの作品の構図やモチーフを下敷きに制作した美術史的な作品といった両極の間を交互に行き来し、多面的なアプローチによって制作を続けています。またそこには、人間と風景、アーティストとモデルといった関係性が常に取り扱われてきました。現在は、フルクサスのイベントスコアや1950年代から70年代に派生したパフォーマンスアートのために書かれた指示書を再考した作品を展開しています。

フランスのポンピドゥーセンター(2017年「Règle du jeu: Carte Blanche PMU」)、フィンランドのSerlachius Museums(2018年「Playground」)などヨーロッパの重要な美術館ですでに多くの個展が行われており、the Pompidou Centre, Paris, Centre National des Arts Plastiques (CNAP), France, Kiasma Museum of Contemporary Art, Helsinki, Moderna Museet, Stockholm, Museum Folkwang, Essen, Saatchi Collection, London and MAXXI, Romeなど、作品は60を超える美術館に収集されています。
日本では最初の個展が2003年にCassina Art Project として行われた後、2008年に国立新美術館の「アーティスト・ファイル 2008―現代の作家たち」に参加して以降、10年ぶりの個展となります。

今回の展覧会では、日本では初公開のビデオ作品を、初期の頃と最近制作された作品とを合わせてご覧頂きます。特出すべきは、その中の展示作品の一つ、「タンゴトラウザーズ」はフィンランドを代表するアコーディオニスト、マリア・カラニエミとのジャンルを超えたコラボレーションから生まれた作品で、エリナは8つのビデオを制作し、マリアにそのための全く新しい曲を作るように依頼しました。本展会期中に行われるマリアの来日公演に合わせて展示されるものです。

作家の来日に伴い、写真家であり著述家でありキュレーターであり、多彩な活動を続ける港千尋氏とのトークイベントを行います。この機会にぜひ併せてご来場ください。


会期:2019年2月12日(火)- 3月9日(土)
会場:Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku
〒160-0023 東京都新宿区西新宿 4-32-6 パークグレース新宿#206
営業時間:12:00-19:00 定休日:日、月、祝日

■オープニングレセプション
日時:2019年2月16日(土) 18:00 – 20:00
会場:Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku

■トークイベント
日時:2月13日(水) 19:00 – 20:00
会場:Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku
登壇者:エレナ ブロテルス x 港 千尋(写真家/映像人類学者)
※事前申込制、参加費:無料
【お申し込み方法】
件名「トークイベント参加」、本文に、参加人数、お名前、電話番号をご明記のうえ、event@ycassociates.co.jpまでメールでお申し込みください。
*定員(20名)になり次第、受付を終了いたします。
*ギャラリーからの返信メールが届かない場合は、営業時間内にお問合せください。

■作家プロフィール
エリナ・ブロテルスは写真と動画制作に携わる著名なアーティストです。1997年以来世界各地で個展を開いています。彼女の制作のテーマは多岐に渡り、建築空間から風景の中の人間に及び、アーティストとモデルの関係性、個人的経験、ごく最近のパフォーマンス主体の表現のイベントスコアを含んでいます。ブロテルスはフィンランドとフランスに住み活動を続けています。

■登壇者プロフィール
港千尋 (みなと ちひろ)
写真家・著述家 多摩美術大学情報デザイン学科教授。文明論的テーマをもちつつ、研究・出版・展覧会など幅広い活動を続けている。『記憶ー創造と想起の力』でサントリー学芸賞、写真展<市民の色>で伊奈信男賞を受賞。著書・写真集に『芸術回帰論』(平凡社新書)『掌の縄文』(羽鳥書店)『革命のつくり方』(インスクリプト)など多数。最新刊に『風景論ー変貌する地球と日本の記憶』(中央公論新社)。国際展のディレクションやキュレーションも手がけ、あいちトリエンナーレ2016では芸術監督を務めた。

■コラボレーション・ミュージシャンプロフィール
マリア・カラニエミはフィンランドの代表的なコンテンポラリーアコーディオニストの一人です。演奏者として技術的に素晴らしく、インプロビゼーションにたけ、力強く、直観的でセンシティブな作曲家です。曲は多くの側面をスタイルとして感じさせますが、彼女のパーソナリティーが一番に押し出されています。マリアにとってメロディーが意味であり、聴く者は必ずや彼女のメッセージを深く感じることでしょう。マリア・カラニエミは2018年11月、フィンランド芸術振興センターの国立音楽評議会により国家音楽賞を受賞しました。

■マリア・カラニエミ 来日公演
2019年2月13日-17日
2/13 (水) 19:30 新潟 Jazz Flash
2/14 (木) 19:30 金沢 もっきりや
2/15 (金) 19:30 三軒茶屋 Salon Tessera
2/16 (土 )14:30 稲毛 Candy
2/17 (日) 13:00 柏 Nardis
      19:30 横浜 Airegin
Facebook: https://www.facebook.com/realrealtruetrue/
http://www.bigstream.co.jp
協賛 Office Ohsawa, Yumiko Chiba Associates, フィンランド大使館、フィンランドセンター
後援 フィンランド文部省、フィンランド芸術振興センター
www.elinabrotherus.com | www.mariakalaniemi.com | www.artprevolution.com

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2018.12.25

冬季休廊のお知らせ / Winter Holidays

Yumiko Chiba Associates viewing room shinjukuは 2018年12月28日(金)~ 2019年1月7日(月)まで冬季休廊とさせていただきます。

2019年2月12日(火)からはElina Brotherusの個展を開催いたします。

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Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku will be closed for the winter holidays from December 28, 2018 through January 7, 2019.

A solo exhibition of Elina Brotherus will be held from February 12, 2019.

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2018.11.16

山本渉「欲望の形/Desired Forms (2012-2017)」

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2018年11月22日(木)より、Yumiko Chiba Associates viewing room shinjukuにて、山本渉個展「欲望の形/Desired Forms (2012-2017)」を開催いたします。今回は2012年に発表した「欲望の形」シリーズに連なる新作を発表いたします。
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 カール・ブロスフェルトの『芸術の原型』(1928年)に倣って撮影されたそのオブジェクトは、その細部の明晰さも相俟って、いわば「新即物主義的」に、ある事実を我々に伝えている。

事実。これらのオブジェクトは、ペニスではない。

撮影されたオブジェクトとは、男性用性玩具(オナホール)の内側(=ペニス挿入部分)を石膏で固めて取り出した立体物である。したがって一見するとそれはネガとしての人工ペニスである。がしかし、山本が撮影したそれらの写真は、見れば見るほどにおよそペニスらしからぬ異形さを湛えている。それはあたかも現代都市に自生する植物群のようであり、木下直之が「とろける股間」と形容した、修正され単なる盛り上がりと化した野外の男性裸体彫刻の性器とはまた違う時間の研磨を受けている。人間工学とユーザーへの綿密な聴き取り調査に基づいて開発を続けていった結果、オナホールの空洞部分は、ペニスと一致するよりもむしろ離れていくこととなった。ペニスのリアリズムも、ヴァギナのリアリズムも、製作の条件-拘束具としてはもはや機能しない。石膏の輪郭線は快楽の最大化と技術的可能性によってのみ縁取られる。

新即物主義の作家たちは、同時代に流行していた観賞用の多肉植物を好んでモチーフとして取りあげているが、ここには、単に被写体の選択だけではなく、「新即物主義的」な撮影手法の選択においても、植物という自然を、無生物的、商品的、もっといえば機械的なものとして取り出しうるという可能性への確信が見てとれる。機械化と資本主義化が推し進められた彼らの時代においては、単なる自然主義は現実を掴みきれない。すべてが商品として欲望のもとに流通しうる現実を十全に過不足なく印画紙に定着させるための技術-芸術として、多肉植物は即物的に撮影されている。ブロスフェルト以上に、たとえばアンネ・ビエールマンの撮影したサボテンの方が山本の実践と重なり合うのは、そのためだ。

撮影されたこの奇妙な、しかし確実に実在するオブジェクトは、山本自身の経験が蝶番となって、東京・秋葉原という街へと結びつき、さらにサブカルチャー、インターネット空間へと連想されていく。そこには無論、2008年に起きた「通り魔事件」の残響が谺している。ここで我々は暫定的な結論を得る。これらの写真は、欲望に造形され特殊化していく社会の表象なのだ、と。しかし凍てついた視線によって貫かれたその写真は、再度我々に呼びかけている。

注意。これらのイメージは、社会そのものではない。

一致ではなく、そのズレと離反と抵抗にこそ、考察の契機は埋め込まれている。

長谷川 新(インディペンデント・キュレーター)




■作家ステートメント

「オナホール」と呼ばれる男性用性玩具の内側(空洞部分)を石膏で固め、取り出した立体物を撮影した写真群が「欲望の形」である。このシリーズは、人工的なヴァギナ(オナホールの穴)を反転し人工的なペニスとして撮影することによって欲する者の総体を捉えようとする試みであり、また多様なオナホールが生み出される生態系―オタクカルチャー、秋葉原という街、ネット空間とが複雑に絡む現象/空間―をガラパゴス化した自然林と捉え、そのキノコを採集せんとする私自身の欲望でもある。わざわざ撮影を行うのは、具体的なプロダクトを基にしつつ実体なき像を探求するためであり、カール・ブロスフェルトを範にしている。
今作は2012年に初めて発表した同シリーズの新作にあたり、主に2012年から2017年までの間に発売されたオナホールを対象にして制作している。2007年から秋葉原のアダルトショップでリサーチのためのアルバイトを始め、2008年の秋葉原通り魔事件を目の当たりにし、秋葉原の変容を観察してきた自分にとって2018年という年は節目にあたる。オナホールの穴から覗くこの10年間の停滞と進展のイメージを目の当たりにしてほしい。

2018年の新作個展には、2012年に発表したシリーズと同様の手法を用いたモノクロ等身大プリントと、オナホールのパッケージに描かれるキャラクターを光(プロジェクション)として石膏像に投影したカラープリントの作品を発表する。

山本 渉



■オープニングレセプション
日時:2018年11月22日(木)18:00-20:00
会場:Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku

■トークイベント
日時:2018年12月8日(土)17:00-18:00
会場:Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku
登壇者:山本 渉 × 長谷川 新 (インディペンデント・キュレーター)
※事前申込制、参加費:無料

登壇者プロフィール
長谷川 新(インディペンデント・キュレーター)
1988年生まれ。インディペンデント・キュレーター。主な企画に「無人島にてー「80年代」の彫刻/立体/インスタレーション」(2014年)、「パレ・ド・キョート/現実のたてる音」(2015年)、「クロニクル、クロニクル!」(2016-2017年)、「不純物と免疫」(2017-2018年)など。PARADISE AIR 2017-2018年度ゲストキュレーター。日本写真芸術専門学校講師。日本建築学会書評委員。



【お申し込み方法】
件名「トークイベント参加」、本文に、参加人数、お名前、電話番号をご明記のうえ、event@ycassociates.co.jpまでメールでお申し込みください。
*定員(20名)になり次第、受付を終了いたします。
*ギャラリーからの返信メールが届かない場合は、営業時間内にお問合せください。

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2018.9.21

事務所移転のお知らせ / Office relocated

このたび事務所を316号室から205号室に移転いたしました。

お手数ではございますが、下記住所に住所録のご登録変更をお願い申し上げます。
※電話番号、ファックス、メールアドレスに変更はございません。
※ギャラリーは206号室で変わりございません。

オフィス新住所
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Yumiko Chiba Associates ユミコチバアソシエイツ
〒160-0023
東京都新宿区西新宿4-32-6パークグレース新宿#205
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今後とも、変わらぬお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。

ユミコチバアソシエイツ


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Our office has moved from the room 316 to 205.

New address:

Yumiko Chiba Associates Office
205 Park Grace Shinjuku Building, 4-32-6 Nishi-Shinjuku, Shinjuku-ku,
Tokyo Japan 160-0023

Please change the data registered in your address book to the address as above.
*Other information such as phone number, fax number and mail address remains the same.
*The gallery is still located in the room 206.

Thank you for your kind attention.

Yumiko Chiba Associates

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2018.8.9

夏期休廊のお知らせ

Yumiko Chiba Associates viewing room shinjukuは2018年8月11日(土・祝)から8月20日(月)まで夏期休廊とさせていただきます。

8月25日(土)からは、高松次郎、Agnes Martin、Sol LeWittによるグループ展「Between the Lines」を開催いたします。
詳しくは>>



Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku will be closed for the summer holidays from August 11 through August 20, 2018.

From August 25, an exhibition project titled “Between the Lines: Jiro Takamatsu, Agnes Martin, and Sol LeWitt” will be featured.

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2018.8.9

高松次郎、Agnes Martin、Sol LeWitt
「Between the Lines」

2018年8月25日(土)より、Yumiko Chiba Associates viewing room shinjukuにて、高松次郎、Agnes Martin、Sol LeWittによるグループ展「Between the Lines」を開催いたします。


高松次郎、Agnes Martin、Sol LeWitt
「Between the Lines」

今年の高松展では、ソル・ルウィットとアグネス・マーティンの作品とともに「線」を巡った展示をいたします。

高松次郎は、最初のシリーズとなる点シリーズの後、「線」の概念を用いた紐というシリーズを始めますが、長さという特徴だけをもつ非物質性と抽象性はその後の多様な展開へとつながり、定義の追求は晩年の形のシリーズまで続きました。
「線」は皆が知っている数学の基礎的な概念ですが、実は誰も明確な原理を知りません。

ユークリッドは「線」について、「線とは幅のない長さである。」と述べていますが、「線」には重さも厚みもありません。 その一方で、「線」は私たちが存在する世界や社会を仕切るものとして使われてきました。物事の水準を表し、物の輪郭となり、全ての物事を認識または決定する境目の役割を果たしています。 ですが、その定義は極めて曖昧で、外面上は点の連続体であり、平面上または空間内で面が交わるときにできる一続きの終わりのない形です。

一定のサイズの正方形のキャンバスや紙の上に、グリッドや水平のラインのみを用いたスタイルで生涯にわたり線を描き続けたアグネス・マーティン。
ソル・ルウィットは、彼が3次元の作品を表すときに好んで用いていた”ストラクチャー”という用語に従い、線と面と色を使って幾何学的な形状や線状のパターンを多様な配置で展開し空間を作り続けました。

Between the Linesというタイトルには、文字通り「線の間」で何を思考し思索したかということですが、そこにはRead between the Linesという意味も含まれています。 つまり、言外の意をくみ取ることと、線の外で何が行われたかということです。

本展にぜひ足をお運び頂ければ幸いです。


■会期:2018年8月25日(土)- 9月21日(金)
※オープニングレセプションは致しません。
■会場:Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku(東京)
協力:Pace Gallery

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