2018.5.16

山本尚志 Hisashi Yamamoto
TMMTアートプロジェクツ 山本尚志 個展「トリプルタワー」
クロージングパーティーのお知らせ

現在開催中のTMMTアートプロジェクツ 山本尚志 個展「トリプルタワー」において、
クロージングパーティーを開催することになりましたのでご案内致します。
お誘い合わせの上、是非ともご参加ください。


山本尚志「トリプルタワー」2018
©Hisashi Yamamoto, courtesy of YumikoChibaAssociates


■展覧会情報
TMMTアートプロジェクツ 山本尚志 個展「トリプルタワー」
会期:2018年3月3日(土)- 5月末終了予定
会場:東京都品川区東品川2-1-11 TMMT内

■クロージングパーティー
日時:2018年5月25日(金)18:00 – 20:00
会場:東京都品川区東品川2-1-11 TMMT内
参加費:無料

詳しくは>>

■展示ステートメント

山本尚志個展「トリプルタワー」に寄せて

幼稚園の年長組から、小学校中学年時代にかけて、何度か家族旅行で東京を訪れた。何度かと言ったのは、正確な数を忘れてしまったこともあるが、当時やたらと新幹線に乗った記憶があり、食堂車やビュッフェなど、そっちの情報量が圧倒的に優っているからだろう。いつどこに行ったのかは、どうでもよかった。そんなまだ小さな子供だった。新幹線が大好きだった。

つまり、当時地元広島まで延伸していた夢の超特急「山陽新幹線」が、私にとっての東京旅行の「印象のほとんど」を占めていたのだ。(私の初期作品「マド」では、新幹線の無数の窓枠をマーカーで書き「マド」とその中に書いた)

けれども、だ。ほとんど新幹線しか印象にない旅行の中で、家族3人で上った東京タワーだけは、別格だった。

浅草の雷門より、新宿副都心より、はとバスツアーで回った東京タワーがダントツで興奮した。

そして、帰りのエレベーターに乗り損ね、はとバスの発車時刻に間に合わないという父の判断で、展望台から非常階段で降りたことは、生涯忘れられない思い出だ。

一人っ子で育った幼少期、父と母と手を繋いで駆け下りた東京タワーの非常階段が、この「ありえないものシリーズ」その1、「トリプルタワー」という作品の根底にある。

ちなみに、同時展示作品の「ありえないものシリーズ」その2「ステーキ」のバリエーションは、「Tボーン」「Lボーン」というのがあるのなら、それを勝手に発明してやればいいのだという思い込みによるもの。(私の作品には通常版ステーキのほか「クロスボーンタイプ」や「ストマックタイプ」などがある)とにかくこれは書いていて楽しかった。

その3の「いれもの」は、入口が2つあるという「ありえない容器」を書いている。口から入れたいだけ入れて飽和状態を作り出してしまった、これはどこかの誰かへの警鐘なのかも知れない。このシリーズは、これからもどんどんバリエーションが増えていく予定。

最後に脱線するが、今回、個展会場の最寄り駅「天王洲アイル」に下見に行くのに、浜松町から東京モノレールに乗った折、我が家の東京旅行のどこかで、YS11に搭乗して羽田空港から広島空港に到着した記憶が鮮明に蘇った。やや不安定なモノレールの乗り心地が、旧い記憶を呼び覚ましたのだ。

言葉は記憶であり、記憶は私の書の源である。私たちが言葉をしたためるとき、それは常に過去を振り返るのだ。

この個展の時のことも、いつか私はどこかで書くのだろうか。

山本 尚志

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2018.5.1

北井一夫「フナバシストーリー」
Kazuo Kitai “Funabashi Story”

2018 年5月25日(金)より、Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku にて、北井一夫個展「フナバシストーリー」を開催いたします。


©Kazuo Kitai, courtesy of Yumiko Chiba Associates


 1960年代、北井は横須賀の原子力潜水艦寄港反対闘争をテーマにした「抵抗」や、大学民主化を要求する学生運動を撮影した「過激派・バリケード」等の刺激的な作品を制作、70年代に入ると、日本の経済成長と共に急速に失われていく農村社会の営みを捉えたシリーズ「村へ」、「いつか見た風景」を発表する等、その眼差しは常に時代と向き合ってきました。そして80年代、バブルに向かいつつあった日本社会の中で、北井の関心は団地や新興住宅地で暮らす人々の生活に移ります。

 「フナバシストーリー」は、1980年代に人口が急増した千葉県船橋市の行政から北井が“生活する人たちと町の写真を撮ってほしい”と依頼されたことから始まりました。
 当時、船橋市は、東京郊外のベットタウンとして団地や新興住宅地の建設が進み、住民の8割は新住民(大都市近郊に移住をした住民)であると言われていました。新婚で入居し、子育てをし、子供が大きくなると手狭になり引っ越しをしていく。同じ建物が均等かつ無機質に並ぶ区画整理された集合住宅の中で淡々と繰り返されるこうしたサイクルは、より大きな成長を促していきます。しかしながら、それまで自分たちが置かれていた速度とは違う速さで物事が動いていく様に、人々は表面的には発展を喜びながらも戸惑いを覚えていたのではないでしょうか。北井は、その中で営まれる個々の生活に目を向け、丹念に取材と撮影を重ね、その場所や人々の持つ明るい光を切り出しました。

生活の場は、村が「暗」であったのに対して、団地は大きな窓から室内に光がたくさん入る「明」であった。物や人の存在感も村が「重」であったのに対して、団地は軽くて宙に浮いたような存在感で、すべてが反対側を向いた在りようを示しているのだった。
*北井一夫「写真家の記憶の抽斗」より抜粋

 北井本人が語るように、変遷していく時代の流れを敏感に感じ取り、そしてそれを実直且つ丁寧に撮影することで垣間見られる日常の光景こそが、「フナバシストーリー」なのです。

 尚、展覧会のオープニングに合わせ、写真家の鷹野隆大氏をゲストに迎えトークイベントを開催致します。この機会に是非ご参加ください。


■個展 「フナバシストーリー」
会期:2018年5月25日(金)- 6月23日(土)
会場:Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku
   〒160-0023 東京都新宿区西新宿 4-32-6 パークグレース新宿 #206
   営業時間:12:00-19:00 定休日:日、月、祝

*会期中、以下の日程で作家が在廊致します。
5月25日(金)、6月1日(金)、2日(土)、16日(土)、23 日(土)

プレスリリース>>


■オープニングレセプション
日時:6月1日(金) 20:00 – 21:00
会場:Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku

■トークイベント※定員に達しましたので、以降はキャンセル待ちとなります。
日時:6月1日(金) 19:00 – 20:00
会場:Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku
登壇者:北井 一夫 × 鷹野 隆大(写真家)
※事前申込制、参加費:無料

【お申し込み方法】
件名「トークイベント参加」、本文に、参加人数、お名前、電話番号をご明記のうえ、event@ycassociates.co.jpまでメールでお申し込みください。
*定員(20名)になり次第、受付を終了いたします。
*ギャラリーからの返信メールが届かない場合は、営業時間内にお問合せください。

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■Kazuo Kitai solo exhibition
“Funabashi Story”
Date: Friday, May 25 – Saturday, June 23, 2018
Venue: Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku
Gallery Hours: 12:00-19:00
*Closed on Sundays, Mondays, National Holidays

■Opening Reception
Date: Friday, June 1, 20:00-21:00
Venue: Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku

■ Special Talk
Date: Friday, June 1, 19:00-20:00
Venue: Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku
Speakers: Kazuo Kitai and Ryudai Takano (Photographer)
*Admission free. Booking required. Seating capacity: 20
*For booking, send an email with your name, address, and telephone number to event@ycassociates.co.jp
*If you do not receive a reply from the gallery, please contact us during gallery’s opening hours.

Press Release(En)>>


 In the 1960s, Kazuo Kitai worked on a photographic series titled Resistance which took as its subject the people’s protest against the stopping of the US’s nuclear powered submarines at the port of Yokosuka, as well as other works that were as inspiring including the series titled Agitators and Barricade that photographed the students’ movement which demanded the democratization of universities. In the 1970s, he captured with his camera the daily activities in agricultural communities that were in a rapid process of disappearance amidst the growth of Japanese economy in the photographic collection titled To the Villages and Somehow Familiar Places; his gaze was thus always casted upon the ongoing time in which he lived. In the 80s, when Japanese society was heading towards a bubble economy, Kitai shifted his interest upon the life of people living in apartment complex and newly developed residential area in the suburbs.
The project for Funabashi Story started when the city of Funabashi in Chiba prefecture, whose population rapidly expanded in the 1980s, asked the photographer to take pictures of the people living there and its town landscapes. Back then, Funabashi was going through the constructions of apartment complex and newly developed residential area to cater to its function as ‘bed town’ of Tokyo, and the eighty percent of the population consisted of so-called new residents (people who have moved into the suburb of a large city). They move into their houses as newly-weds, raise their children, and move to larger houses when the children get older. Such cycle of events that is calmly repeated within the domain of apartment complex where the buildings of identical size are ordered inorganically and uniformly in their adjusted city lots encourages further growth. However, despite a superficial joy that people felt of the fast speed that they have not before experienced which got things around them go swiftly, it is quite possible that they were quite startled by it. Kitai looked at the lives of the individuals from the area and carefully repeated the research and shooting to abstract the brightness that the place and the people there possessed.

“Speaking of the places of daily life, whereas those in villages were in ‘darkness,’ those in apartment complex were in the ‘light’ that was introduced through large windows into the room. In terms of objects and people’s existence, those in villages had ‘weight’ whereas those in apartment complex had the air of light, floating being; the two were pointing towards opposite directions in every aspect.”
Quoted from Pictures from My Cabinet of Memories by Kazuo Kitai

As Kitai himself commented, Funabashi Story is indeed about the glimpses of the daily life landscapes that the photographer captured earnestly and carefully, as he sensitively responded to the trends of the time in a changing state.
For the exhibition opening, a special talk by the artist and the guest speaker, Ryudai Takano, also a photographer will be held.




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2018.4.13

冨井 大裕 『コンポジション — モノが持つルール —』



想像と創造とかたち
ひとが持つ力のひとつに、想像力があります。さらに、創造力が加わると、それがかたちになります。
本展は、クリエイターと一緒に、ものを考えること、ものをつくること、またそれがある空間と時間を通して、私たちに宿る創造の可能性をみんなで更新してみよう、という展覧会です。
美術家が作る指示書という作品組み立て説明書には、無印良品が開発、製造、販売している商品の用途とかけ離れた「こと」が書かれています。
指示書というルールに従って「もの」である商品を素材として作品を作ってみると、作り手によってそのかたちはまちまちになりそうです。
想像と創造がかたちになるとき、自分も知らない自分に、ものを通して出会えるかもしれません。
ATELIER MUJI


つくるということ
私は作品と呼ばれるものをつくっています。さて、ここでいう作品とはなんなのか。答えようとするとちょっと困ります。特に私は既製品をそのまま拝借して、組み合わせたり、並べたりして別のものに仕立てているので、説明するのが難しいのです。敢えて言うと、つくることをつくっている(つくろうとしている)ということになるでしょうか。ひょっとすると、「ものを見ることについての実験をしている」のかもしれません。
私は作品をつくった後に必ず指示書(組み立て説明書)を残します。作品をつくる時に私が大事にしていることは、目の前にある「もの」ではありません。ものに込められた人間の創意工夫———「こと」です。ものの持つ色や形、量感や質感、雰囲気から、それを感じることができたら素敵です。指示書には、私のものつくりに対するそんな思いも書きとめられています。
この展示では、私がつくった作品(もの)とその指示書(こと)を同じ空間に置きます。そこから見えるものは、私たちがものに対して何気なくやってしまう行為、ちょっとした態度だろうと思います。私たちは、何気ないことからものを育み、ちょっとしたことでものを活かしています。つくるということはそういうことなのだと思っています。
冨井大裕

■個展「コンポジション — モノが持つルール —」
会期:2018年4月20日 (金) – 2018年6月24日 (日) 10:00 – 21:00
会場:無印良品 有楽町 2F ATELIER MUJI
参加費:無料
https://www.muji.com/jp/events/12017/

主催|無印良品
企画協力|冨井大裕
会場設計|HIGURE 17-15 cas
グラフィックデザイン| 川村格夫(ten pieces)
協力|ユミコチバアソシエイツ
企画・運営|株式会社良品計画 生活雑貨部 企画デザイン室・無印良品 有楽町 ATELIER MUJI


■関連イベント
オープニングトーク「作品と本をめぐる話 — イメージを束ねる」

本展の出展作家と作家の作品集を出版した編集者が作品と本の関係を語ります。イメージをバインディングする(束ねる)こととは。
会場:無印良品 有楽町 3F Open MUJI
日時:2018年4月20日 (金) 19:00 – 20:30 (受付は開始の30分前から)
時間:約90分間
定員:40名様 (要事前予約)
参加費:無料
登壇者:佐久間磨、冨井大裕

【お申し込み方法】
下記のリンクより、お申し込みください。
https://www.muji.com/jp/events/12018/

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2018.4.7

吉田克朗 Katsuro Yoshida
” cut-off “

2018年4月20日(金)より、Yumiko Chiba Associates viewing room shinjukuにて、吉田克朗の個展「cut-off」を開催いたします。


©Katsuro Yoshida, courtesy of Yumiko Chiba Associates


吉田克朗は(1943-1999)、1968年から70年代にかけて、木材や鉄板、石や紙といった素材を組み合わせた立体作品を集中的に制作し、「第8回現代日本美術展」(1968年、東京都美術館)、「現代美術の動向」(1969年、京都国立近代美術館)や「現代美術の一断面」(1970年、東京国立近代美術館)と言った60年代末~70年代にかけて戦後の現代美術の状況を見せる重要な展覧会に出品しました。また同時期に風景や人物のスナップ写真を使ったシルクスクリーンやフォトエッチングの制作を始め、1970年に開催された「第1回ソウル国際版画ビエンナーレ」(徳寿宮現代美術館)では大賞を受賞し、1971年には「パリ青年ビエンナーレ」(パルク・フローラル)に参加をします。1980年代からは絵画の制作を始め、人体の一部をモチーフにした《かげろう》シリーズや直接手で描いた《触》シリーズを制作するなど、吉田の好奇心は尽きることなく1999年に亡くなるまで新しい世界を見せるための挑戦をし続けました。

2000年以降、欧米では戦後の日本美術の研究が盛んになりますが、本展では、そうした動向の一つとして「もの派」を問い直す重要な展覧会となった、「Requiem for the Sun: The Art of Mono-ha」(2012年、Blum & Poe / Gradstone Gallery)にも出品された《Cut-off 18》を展示いたします。また、写真を使ったシルクスクリーンの初期作品を始め、絵画作品からも一部、合わせてご紹介いたします。立体と平面という二つの表現を通じて吉田克朗が追い求めたテーマとはなんだったのか。この機会にご高覧ください。

なお、本展の開催に合わせて山本雅美氏(船橋市教育委員会学芸員)に論考を寄せていただき研究冊子を刊行いたします。4月28日(土)には山本雅美氏と平野到氏(埼玉県立近代美術館学芸員)によるトークイベントも開催いたします。長年、吉田克朗を研究されてきたお二方のお話を聞くことのできる大変貴重な機会となりますので、ぜひご参加いただければと存じます。


■個展 「cut-off」
会期:2018年4月20日(金)- 5月19日(土)
会場:Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku
   〒160-0023 東京都新宿区西新宿 4-32-6 パークグレース新宿 #206
   営業時間:12:00-19:00 定休日:日、月、祝

プレスリリース>>


■オープニングレセプション
日時:4月28日(土)18:00 – 19:30
会場:Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku

■トークイベント※定員に達しましたので、以降はキャンセル待ちとなります。
「吉田克朗を”Cut-off”する」
日時:4月28日(土)16:00 – 18:00
会場:Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku
登壇者:山本雅美(船橋市教育委員会学芸員)×平野 到(埼玉県立近代美術館学芸員)
※事前申込制、参加費:無料

【お申し込み方法】
件名「トークイベント参加」、本文に、参加人数、お名前、電話番号をご明記のうえ、event@ycassociates.co.jpまでメールでお申し込みください。
*定員(20名)になり次第、受付を終了いたします。
*ギャラリーからの返信メールが届かない場合は、営業時間内にお問合せください。


■研究冊子
本展の開催に合わせ、研究冊子を刊行致します。

『吉田克朗の「Cut-off」という言葉について ー “視ること”とミサイルの関係』
執筆:山本雅美 (船橋市教育委員会学芸員)
ブックデザイン:小沼宏之
発売日:2018年4月中旬
仕様:A5判、32頁、和英バイリンガル、モノクロ仕様
発行元:ユミコチバアソシエイツ
定価:1,000円(税別)
ISBN978-4-908338-11-3 C0070 1000E

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■Katsuro Yoshida solo exhibition
“cut-off”
Date: Friday, April 20–Saturday, May 19, 2018
Venue: Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku
Gallery Hours: 12:00-19:00
*Closed on Sundays, Mondays, National Holidays

■Opening Reception
Date: Saturday, April 28, 18:00-19:30
Venue: Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku

■ Special Talk by Masami Yamamoto and Itaru Hirano
Date: Saturday, April 28, 16:00-18:00
Venue: Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku
Speakers: Masami Yamamoto (Curator of Art, Funabashi City Board of Education) and
Itaru Hirano (Curator, The Museum of Modern Art, Saitama)
*Free admission. Reservation required.

For booking:
*Please send an email titled ‘Booking for the talk on January 19’ to event@ycassociates.co.jp .
The message body must include the names and the number of people who wishes to attend, and the contact telephone number.
*The first twenty people to send us an email to book will be admitted to the event.
*If you do not receive a reply from the gallery, please contact us during the gallery hours.

Press Release(En)>>


 Katsuro Yoshida (1943-99) focused on the creation of three dimensional works composed of materials like wood, iron sheets, stones and paper from 1968 to the 1970s, and exhibited in important shows of the late sixties and the seventies that presented the state of contemporary art in the post-war era such as: The 8th Contemporary Art Exhibition of Japan at Tokyo Metropolitan Art Museum (1968); Trends in Contemporary Art at The National Museum of Modern Art, Kyoto (1969); and August 1970: Aspects of New Japanese Art, The National Museum of Modern Art, Tokyo (1970.) Around the same time, he also began working on screenprints and photo etchings using the snapshots of landscapes and people, which led him to receive the Grand Prize at The 1st International Biennale Exhibition of Prints held at National Museum of Modern and Contemporary Art, Korea in Seoul (1970) and participate in The 7th Paris Youth Biennale at Parc Floral de Paris (1971.) From the 1980s onwards, he began paintings and worked on a series titled Heat Haze whose imagery was inspired by human body parts, as well as a hand-painted series titled Touching and other works. He exhibited inexhaustible artistic interest that enabled him to continue his experiments in presenting a new world view until his death in 1999.
 Post-war Japanese art has been avidly studied in the West since the year 2000. This show will present the work titled Cut-off 18 which was included in Requiem for the Sun: The Art of Mono-ha (Blum & Poe / Gradstone Gallery, 2012,) an important show that re-examined Mono-ha as part of the aforementioned endeavors. Also exhibited are the artist’s early screenprints created using photography and some of his paintings. We hope that this show will give people an opportunity to get the idea of the subject of his pursuit carried out through both three dimensional and two dimensional expressions.
 In conjunction with the exhibition, we will publish a research book written by Ms. Masami Yamamoto (Curator of Art, Funabashi City Board of Education). There is also going to be a special talk by Ms. Yamamoto and Mr. Itaru Hirano (Curator, The Museum of Modern Art, Saitama) on Saturday, April 28. This will be a rare opportunity to hear the two people that have long engaged in the study of Yoshida Katsuro discuss the topic.






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2018.3.24

Art Basel Hong Kong 2018

Yumiko Chiba Associates is please to announce our participation in Art Basel Hong Kong 2018.

Booth No. 3D02

NEO CONCEPTUAL ART:
Jiro TAKAMATSU / David SHRIGLEY / Teppei KANEUJI / Motohiro TOMII



Left: ©The Estate of Jiro Takamatsu, Courtesy of Yumiko Chiba Associates
Right: ©David Shrigley. Courtesy of David Shrigley and Stephen Friedman Gallery, London.



Left: ©Teppei Kaneuji (reference image)
Right: ©Motohiro Tomii, Courtesy of Yumiko Chiba Associates



Art Basel Hong Kong 2018
Venue: Hong Kong Convention and Exhibition Centre
Date and Time: March 29-31, 2018

Public opening hours:
Thursday, March 29, 2018, 1pm to 9pm
Friday, March 30, 2018, 1pm to 8pm
Saturday, March 31, 2018, 11am to 6pm
https://www.artbasel.com/hong-kong

Press Release (En) >>



Supported by the Agency for Cultural Affairs Government of Japan in the fiscal 2017

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2018.2.17

今井祝雄/ 金氏徹平/ 木下佳通代/ 高松次郎/ 田中敦子/ 渡辺泰子
Norio Imai/ Teppei Kaneuji/ Kazuyo Kinoshita/ Jiro Takamatsu/ Atsuko Tanaka/ Yasuko Watanabe
象る、象られる。 Giving shapes to ideas

2018年3月3日(土)より、Yumiko Chiba Associates viewing room shinjukuにて、「象る、象られる。」を開催いたします。


©Norio Imai, courtesy of Yumiko Chiba Associates


ドローイングは、英語のdraw(引く)から来ており、線を引くことを意味します。
デザインや設計の世界では、製図、図面などの意味で、美術用語としては、一般にデッサンや素描と同じ意味で使われてきましたが、どちらも同様なのは、何等かの目的のために計画的に行われ、何かの下絵となっていることです。

線を引くという行為によって描かれたものは全てドローイングと言えますが、本展で展示されるドローイングは、目的のために描かれたものではなく、それぞれの作家が頭で思い描いたもの、目には見えないものを、空間に象ろうとする行為によって現れたものです。

それは、本質を抽象的に捉えながら、物事を形象化しようとする試みであり、彼らが思考した証拠を残すことでもあります。ドローイングそのものが、そうした行為の印なのです。

本展では、今井祝雄、金氏徹平、木下佳通代、高松次郎、田中敦子、渡辺泰子がドローイングという行為によってその思考をどう象ったかを、ぜひご覧ください。


■グループ展 「象る、象られる。」
展示作家:今井祝雄、金氏徹平、木下佳通代、高松次郎、田中敦子、渡辺泰子
会期:2018年3月3日(土)- 3月31日(土)
   ※レセプションパーティーは開催致しません。
会場:Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku
   〒160-0023 東京都新宿区西新宿 4-32-6 パークグレース新宿 #206
   営業時間:12:00-19:00 定休日:日、月、祝

プレスリリース>>

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■Group exhibition
Giving shapes to ideas
Saturday, March 3–Saturday, March 31, 2018
*No opening reception will be held.
Venue: Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku
Gallery Hours: 12:00-19:00
*Closed on Sundays, Mondays, National Holidays

Press Release(En)>>


Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku is pleased to present an exhibition titled Giving Shapes to Ideas from Saturday, March 3, 2018.

The word ‘drawing’ comes from the verb ‘to draw’ which implies the action of drawing lines. In the world of design and architectonics the term was used to mean either the action of drafting or the plan that resulted from it. In fine art, it has generally been used as a synonym for ‘rough sketch’. In either case, drawings were understood as preliminary sketches executed as part of a plan to produce a final work.

Everything that is created by the act of drawing lines can be considered as drawing. The drawings shown in our current exhibition were not executed with the purpose of realizing a final product. They appeared in this world as a result of each artist’s attempt to cast in space invisible images that they envisioned in mind.

This attempt was about giving shapes to things, while grasping their essence abstractly. At the same time, it was also about leaving the evidence of their thinking. The drawings are the marks of such activities of theirs.

This exhibition will present how the artists, Norio Imai, Teppei Kaneuji, Kazuyo Kinoshita, Jiro Takamatsu, Giving shapes to ideas Atsuko Tanaka, and Yasuko Watanabe gave shape to their thoughts through the act of drawing.

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2018.2.13

鷹野隆大「欲望の部屋」
Ryudai Takano “Desire Room”

2018年2月23日(金)より鷹野隆大がAYUMI GALLERY CAVEにて個展「欲望の部屋」を開催いたします。
本展では、2011年以降、鷹野が本格的に取り組んできた「影」シリーズの最新作として、鑑賞者に作品に参加していただく、ライブ・インスタレーションを行います。6日間限りとなる新たな試みに、ぜひご来場ください。


「15.07.22.#33」(シリーズ「光の欠落が地面に届くとき 距離が奪われ距離が生まれる」より、2015年)©Ryudai Takano, Courtesy of Yumiko Chiba Associates, Zeit-Foto Salon


■展覧会情報
鷹野 隆大 「欲望の部屋」
2018年2月23日(金)- 2月25日(日)、2018年3月2日(金)- 3月4日(日)
開廊時間:16:00-19:00
(15分毎入替制 ※当日の状況により、ご入場をお待ちいただく場合がございますので、予めご了承ください。)
会場:AYUMI GALLERY CAVE (※東京都新宿区矢来町114高橋ビルBF2)
協力:Yumiko Chiba Associates

詳しくは>>


■作家コメント

自然界において、光の遮られた部分は影として現れる。
どこにでもある当たり前の現象である。

そんな影が気になり出したのは2010年ごろから。決定的だったのは2011年、足元が大きく揺れ、放射能が大量散布され、なにをどうすればいいのかわからない混乱した日々のなかで、ふと足元にまとわりついて来る“黒いもの”が目に入ったときだった。自然界において、光の遮られた部分は影として現れる。
僕は小動物かなにかを踏んだのかと思い、驚いて飛び退いたが、よく見ると自分の影だった。小動物と勘違いしたのは、自分の動きと無関係な動きをしているように見えたからだった。
以来、自分の影は自分の一部ではなく、自分が飼っている動物か何かのように感じている。影をカメラに収めるようになったのは、こうした不思議さからだった。

カメラを絵筆のように使う人は多い。しかし僕は記録装置だと考えている。それは外界を記録するのみならず、正しく扱えば撮り手の意識さえも記録する。その優秀さゆえに僕はカメラを使って様々な試みをしてきた。影を撮ることは、影が表すものを探るのと同時に、影が与えるものを探ることでもあった。
この探求で得た結果のひとつは『光の欠落が地面に届くとき 距離が奪われ距離が生まれる』という作品シリーズにまとめたが、その過程で徐々に高まって来たのは、影のしっぽをつかんでみたいという欲求だった。
カメラで捉えた影は、どんなによくできていても「影の写真」である。しかし影の表象ではなく、影そのものを捉えること。それができたときに見えてくるものは何だろう。

今回、展示室に残る影は、影を表現したものでも影の代替物でもなく、影そのものである。数分間ではあるが、それは持ち主を離れ、客観物としてある。
「私は私の手を所有している」とは言わないように、「私は私の影を所有している」とは普段なら思わないだろう。しかしこうして自分の影が客観物として残された状態を目にしたとき、影を所有する感覚を抱かないだろうか。

影、所有、欲望。
この展覧会ではそのあたりについて考えてみたい。

2018年2月 鷹野 隆大

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A solo show of Ryudai Takano, “Desire Room” will be held at AYUMI GALLERY CAVE from Friday, February 23, 2018.
The show will present the latest piece of Takano’s Shadow Series he has been energetically working on since 2011: a live installation inviting participation by audience.
It is only a 6-day featuring. Please do not miss Takano’s newest work.


■Ryudai Takano “Desire Room”
February 23 (Fri) – 25 (Sun), 2018 / March 2 (Fri) – 4 (Sun), 2018
Venue: AYUMI GALLERY CAVE(Takahashi Bldg., BF2, Yaraicho 114, Shinjuku-ku, Tokyo 162-0831)
Gallery Hours: 16:00-19:00 (Changeover every 15 minutes *Please be reminded that you may be requested to wait at the entrance, due to the live installation.)
Cooperation:Yumiko Chiba Associates

More Information>>


■Statement

In the natural world an area blocked from light appears as shadow.
This is a very commonplace phenomenon found everywhere.

It was around the year 2010, when I started becoming interested in shadows.
The most decisive time came in 2011 when I was at a total loss about what to do, during the days of confusion following the big quake of the ground I was standing on and the release of massive amounts of radiation. I saw some black thing clinging to my feet.
I thought I had stepped on a small animal or something and jumped back out of surprise, but when I carefully looked at it, I realized that it was my own shadow. The reason why I mistook it for a small animal was because its movement seemed unrelated to my own.
Ever since then, I feel as if my shadow is not part of myself but my pet animal or something of that sort. Such strange feeling that I came to have toward shadows was the reason that I started taking pictures of them.

A lot of people use camera like a paint blush. However, I consider camera as recording device. It not only records the external world, but if used properly, will also record photographers’ internal mind. I have done various experiments using camera because of their merit.
For me, photographing shadows were as much about finding out what they give as about finding out what they represent. One of the findings from this search of mine is presented in my photographic series titled ‘When the absence of light touches the ground Distance is lost and distance created’ In the process of the search, my desire to capture shadow gradually increased. The shadows that I capture with my camera are after all ‘the photographs of shadows,’ however well represented they are. Then, what will we discover when we succeed to seize the shadow itself instead of its representations?

The shadows that will remain on the gallery’s walls in this show will not be representations of real shadows or their replacements, but they are themselves shadows. Although their duration time is only for several minutes, the shadows will be separated from the objects which cast them to become independent objects. As much as we don’t say “I possess my hand,” we also don’t usually think “I possess my shadow.” However, when we see our shadow left as an object in front of us, will we not feel a sense of possession toward it?

Shadow, possession, and desire.
Through this exhibition, I would like to explore and contemplate on such kind of subjects.

February 9, 2018
Ryudai Takano

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